はじめに
片付けに関する本や情報は山ほどありますが、どんな分厚い本でも大抵、結局一言にまとめると
モノを減らして(捨てて)すべてのモノに場所を決めて、使ったら戻す。
片付けを始めると、今まで存在をすっかり忘れていたモノが出てきて
見ると急に惜しくなったりします。
かつて私の住んでいたアパートの大家さんが夜逃げをして
そのあとの部屋を見たことがあります。
他にも何件か、夜逃げの後の、大量の荷物が残った部屋を見てきて
そんなせっぱつまった状況のとき、何を持っていったんだろうと
不謹慎ながら考えたことを覚えています。
片付けで迷いだすあれこれ
家族と暮らしていると
自分の好きなものだけに囲まれる生活は難しいですが、小さいスペースでいいので自分の『場所』を作るとストレスがかなり軽減される、と心理学でも実証されています。
捨てるのは罪悪感がある
使っているもの、大好きなもの以外がたくさんあるのは、知らず知らずに日々ストレスが溜まります。
頂き物などは気持ちだけいただいて「ありがとうございます」でよいと思います。
手に入れたいきさつを思い出したりすると、つらくなることもありますが
リサイクルショップで買い取ってもらえるものであれば、気に入って使ってくれる方がいるかも知れません。
新しい・まだ使っていない
新しいうちにリサイクルショップへ
今まで使ってなかったんだから使わないと思います。
いつか使う・・・かも・・・
片付けで見るまでは忘れていたのに、見たとたん急に
惜しくなることがよくあります。
いつ、とはっきりわからないものはリサイクルショップまたは処分。
片付ける!!と決めて勢いを付けたら、今が処分のときです。
本当に必要なときがきたら、手に入れればよいのです。
高かった・・・
一般的に、プレミアの付くようなモノでない限り、購入した時点で購入金額の1/10になるそうです。
見る度「高かった・・・」と思うのは逆にストレスかも知れません。
実際私がそうでした。高かったのに着ていない、間違いを認めたくなかったのかも・・
思い出のもの
大好きなもので、置く場所があれば、取っておくとよいです。カビたりしないように大切に保管します。
収納サービス
季節外の衣類等々ネット経由で申し込むと、段ボールが送られてきて中身を入れて送り返すだけ。
お金かけてまで取っておきたいかな?と物を見直すきっかけにもなります。
ミニクラ
ヒロイエ
買う時はお金が掛かるけど、捨てるにもお金が掛かる時代です。
一旦家に入れると、家から出すのは大変になります。
買い物するときは、よーーーーく考えてから、おまけや無料でもらえるものを
断るようにがんばります。
片付けるとよいこと
- 単純に、気分がよい!!!
- 床や棚にものがないので掃除しやすい
- 片付いてると掃除したくなります
- なくし物・捜し物がなくなってストレスがなくなり、余計な出費も減ります。
- 人をすぐ呼べます
- 急な来客にも慌てません。
- 帰って来たときにきれいだとすごく気分がよいです。
- ものにつまずいて転んだり、ひっくり返して余計な掃除を増やしたりがなくなります。
まずは・・・
ごみ分別本、ごみ袋、雑誌など縛るひも・はさみ、缶切り等
必要な物を準備、おっぱなしてしまわないよう、腰袋かポッケの
ついたエプロンがあれば入れて身につけます。
なければ透明の袋などに入れて、使う度めんどうでもまとめて
おきます。
見失うとイヤになりがちです。
賞味期限切れ、など処分の判断がわかりやすい台所からとっかかりをつけると勢いをつけやすいです。
部屋別、にせず食品・服・本・・・などもの別に攻めます。
自分が何をどれくらい持っているか、同じくくりでまとめると
同じ種類のものがワラワラ出てきて、ショックを受けたり落ち込んだりします。
ショック療法、それが狙いです。
それくらいダメージを与えないと、どうしても『捨て』が甘くなってしまいます。
あとはごみ袋をたくさん用意しておいて【明らかにごみ】を分別しながらばんばん捨てていきます。
取っておくものは、食品なら乾物、調味料、粉類、などざっくり
種類別に山にして分けながら進めていきます。
仕舞う場所を決めるのは後からじっくりします。